涼しげな照明
涼しげな照明
2020/07/28号
EPK|イー・ピー・ケイ 建築へ寄り添う光ー特注照明器具・海外輸入照明器具・照明計画サポート
寝苦しい日が続く中では水辺が恋しくなるものでしょう。しかし、夜の水辺は底が見えず、ある種の恐怖感を見る人に与えます。今回はそんな水辺を華やかに彩る照明をご紹介いたします。
「水/ガラス」は隈研吾氏が迎賓館として設計し、現在はホテルとして使用されています。静岡県の熱海にあり、太平洋の水と、建築に捕らえられた水が一つに溶け合っている状況が作られています。水の中に浮かぶガラスの箱を、涼しげな光が照らすことで夜の水辺に浮かび上がらせます。
WIBRE(ワイブル)は水中照明のトップメーカーです。東京アメリカンクラブ屋上にあるプールに用いられたWIBREの水中照明器具は、高い防水性はさることながら、まっすぐに進む光が水のゆらめきにより、さらに美しく動きのある、より透明度の増したワンランク上の光となっています。
” A UNIQUE PANORAMA VIEW OF THE RIVER SPREE ”(シュプレー川のユニークなパノラマビュー)
ドイツ、ベルリンの歴史ある川に浮かぶ、アルトトレップトーの「艀(はしけ)*」がプール施設として使用されています。河川に浮かぶプールという不思議な空間は、プール内に設置されたWIBRE(ワイブル)社の水中照明器具 によりその境界を明確にしています。
*艀(はしけ) : 河川・港湾などで大型船と陸との間を往復して貨物や乗客を運ぶ船舶。船幅が広く、平底のもの。
The maritime station in Genoa(ジェノヴァにあるマリタイム駅)
イタリアにあるMaritime駅(マリタイム駅) には、印象的な柱廊玄関を持つ3つの建物と大きな噴水があります。Studio Luce Sacchiの照明デザインにより彩られた噴水は、Luce&Light(ルーチェ&ライト)社のRGBW水中照明によりモニュメントだけでなく水中の色も刻々と変化していきます。
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